はじめに
こちらでご紹介する合格ラインは、厳密な統計データや明確な根拠があるわけではありません。
教育系アプリを運営してきた中での知見や、利用者の学習状況から得た傾向をもとに設定した一つの「目安」です。
試験の種類や個人差によって異なる面もありますが、学習を進める上での参考としてご覧いただければ幸いです。
アプリ内でのテスト
『過去問ドリル』には、模擬試験やミニテスト機能が搭載されています(一部非対応のアプリもあります)。
これらのテストにおいては、正答率85%以上を「合格ライン」として設定しています。
問題演習を繰り返し、まずはこの数値を安定して超えることを目指しましょう。


合格ライン
最終的なゴールとして、模擬試験モードで正答率85%以上を5回連続で達成できるかどうかを一つの基準としています。
この段階では、理解度の深さ以上に「正解する力があるか」が重要です。
多少の丸暗記や偶然の正解が含まれていても構いません。結果としてこのゴール(模試で5回連続85%以上)を超えられるかが大切です。
苦手な分野があっても構いませんが、捨てる場合はその分、他の分野で得点を補い、全体で合格ラインを超えられる状態を目指してください。
施工管理一次試験を受験予定の方へ
施工管理技士の一次試験では、選択式の問題形式が採用されているため、「苦手な分野はどんどん捨てても大丈夫」と考える方もいらっしゃいます。
しかし、合格ラインは変わりません。すべての問題からランダムに出題される「模擬試験モード」で85%以上の正答を5回連続で達成することを目標としてください。
これは、施工管理一次試験では過去問題からの出題が少なく、各単元からまんべんなく出題される傾向があるためです。特定の分野だけを対策していては対応しきれない可能性があります。
苦手な分野をあえて避ける戦略を取る場合でも、避ける範囲が広くなりすぎて、合格ラインを下回らないよう注意が必要です。
全体として合格基準をクリアできるよう、得点のバランスを意識して学習を進めましょう。
まとめ
- 合格ラインは、模擬試験で85%以上を5回連続達成
- 施工管理試験などの選択式試験でも、この基準は変わらない
合格ラインを意識しながら学習を進めていくことで、具体的な目標が見えやすくなり、勉強の効率も高まります。
日々の学習の中でこの基準を意識して、一歩ずつ合格に近づいていきましょう。